夏の或る日
鬱陶しい程の蝉の鳴き声
エアコンの効かない部屋
布団に体重を預けている私
何もしていないのに疲れている気がする
何かしたいけどその何かが思いつかない
こんなことなら早く休みなんて終わってしまえ
半ば本気でそう思う私がいる
今日も何もしないまま太陽は沈む
折角の休みなのにな
存在するのに生きていないような気がする
空白のような一日
明日は何をしようかなんて思いつかないまま
また今日がひとつ終わる